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50代、60代が、現場経験をいかして働く仕事

[[出典:毎月勤労統計調査 令和2年12月分 時系列表第5表 労働異動率(厚生労働省)|https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r02/0212r/dl/pdf2012r.pdf]]

同調査では、労働移動率も調査されていますが、離職率は若干減っています。つまり、あまりみなさん仕事を辞めず、現状の仕事をがんばっていると予想できます。

そうなると、入れ替わりがあまり激しくない代わりにパート比率が上がっているので、稼げる仕事、経験を活かせる仕事、そして安定した仕事というのは、新規では見つかりづらい……というのが現状ではないでしょうか。

しかし、現場経験があるなら、大丈夫なのです。

現場経験があるなら、心配は無用です!

よく、離職した中高年を対象とした再就職セミナーなどで「これまでのプライドを捨てて、経験も捨てて、ゼロからやりなおしましょう!」と講師がいうことがあります。そのやり方なりに、成功事例があるのかもしれませんが、中高年になってくると、新しい仕事をするのではなく、自分の経験を活かしていくことが何より大切です。新しい仕事は、どうしても若い人のほうが有利ですし、いままでの経験をないがしろにするのはあまり良い手ではありません。

50代60代まで、ずーっと自宅の部屋に引きこもっていた……とかなら難しいですが、少しでも現場経験があるのであれば、その経験と実績を生かして活躍できる場はあります。

建築現場の管理職で再就職

建築現場にはさまざまな仕事がありますよね。
たとえば、施工管理の資格だけをみても、

・建設機械
・土木
・建築
・電気工事
・管工事
・造園

と、6種類あります。さらには、1級2級と、レベルもさまざまです。資格はブランクがある場合にはかなり有効に働きますので、時間があるなら取得されることをおすすめします。

仕事経験の棚卸が必要!

現場経験に加えて、資格があるならかなり有力にアピールできるので、勉強されるといいかもしれません。ただ、資格がなくともこれらの職種は働けますので、まずは経験の棚卸からはじめましょう。

書類を書くのは苦手かもしれませんが、まずアドバイザーをつけて、自分が新卒から何をやってきたのか。現場の経験はどのようなもので、どんな風に仕事をがんばり、どのような立場やポジションを経験してきたのか、まず自分自身しか知らない情報を棚卸していきます。

その過程で、いろいろなことが見つかりますし、自分の中の感情として「この仕事が好きだな」「苦労してよかったな」と想いを新たにすることもあるでしょう。そうなれば、再出発はすぐそこです。

現場経験を活かして働くには、まず経験の棚卸からはじめませんか。ご自身を振り返ることや、人に語ることは苦手かもしれませんが、気軽に語っていただいて構いません。飲み屋で話す感覚で、ぜひご自身の経験と苦労を話してください。そこから、次の可能性をみつけていきましょう。
50代、60代になると、さまざまな事情で現場を離れることがあります。体を壊したり、家庭の事情ができたり。責任感の強い50代、60代の方は、私生活でも責任を背負うことが多く、一時的に仕事を離れる決断をすることも多いのではないでしょうか。

すると困るのが再就職です。
再就職といっても、職種転換は中高年になってくるとかなり難易度が上がります。インターネットの時代だといってもネットの仕事も簡単なようで難しいですし、いまから経験外の仕事をするとなると、覚えるのも思った以上に大変で、なおかつ新人になるので給与も少なくなります。再就職は、普通に考えると、大変です。

しかし、現場仕事の経験がある方なら、50代、60代になっても働けます。今回は、その話をさせていただきます。現場経験を活かして、働いてみませんか。

一旦仕事を離れると、復帰は至難の業?

日本の雇用環境は、一旦仕事を離れた方にとても厳しくなります。
正社員のうちは、比較的守られていて、有給・育休・産休・介護休と、休暇も保証されています。休暇を取るかどうかは別として、です。給料もめったなことでは減りませんし、昇格はあっても降格はめったになく、かなり安定して守られた立場だといえます。

しかし、一旦、仕事を離れると、その身分の保証の立場に戻るのがとても困難になるのは事実です。ハローワークなどでも、雇用が守られ、給与もしっかり……というような仕事はめったに出てこず、でてきても倍率が高すぎます。また、そもそも中高年を新規採用するということが少なくなっています。

再就職事情

さらに、コロナ禍もあいまって再就職事情はとても厳しくなっています。
厚生労働省が出している、毎月勤労統計調査 令和2年12月速報でも、パートタイムの比率が増えていることがわかります。
時系列表第4表パートタイム労働者比率
[[出典:毎月勤労統計調査 令和2年12月分 時系列表第4表 パートタイム労働者比率(厚生労働省)|https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r02/0212r/dl/pdf2012r.pdf]]

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